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受託開発を行うエンジニアは、開発を担うことがだけが業務ではありません。
勤めている企業によっては、役割分担が進められていて、適材適所で働けるようにするための人材確保も行われているでしょう。
受注が決まったときには依頼された製品の開発を担うだけになりますが、そのような企業であっても周辺の業務を担うことになりがちです。

受託開発の基本的な流れを見てみると理由がわかります。
まずは顧客を探すことから始まり、候補となる顧客が見つかったらヒアリングを行ってどのような製品の開発を望んでいるかを明確にするのが基本です。
そして、顧客の希望に従って具体的な要件定義を行い、まとめた結果を顧客に提案して契約を得ます。
契約の内容に従った開発を行い、テストを実施して納品に至るというのが流れです。
企業によって、顧客の獲得の部分からエンジニアに関与を求める場合があります。

また、営業担当者がIT関係の知識に詳しいとは限らないため、随行する形で顧客に詳細の説明ができるように営業活動に参加を求められるのです。
ヒアリングに立ち会いを求める場合も多く、顧客と直接話をすることで具体的な製品の要件をわかりやすくするのが主な目的になります。
要件定義と開発はエンジニアの職能であり、その後のテストも開発した本人が行った方が確実に顧客に魅力を伝えられることから任されます。
このような一連の業務に携わるのが受託開発エンジニアです。